水素自動車一覧【2026年最新】全4車種の価格と航続距離を比較
この記事のポイント
2026年に購入できる水素自動車はMIRAI、クラウンFCEV、CR-V e:FCEV、NEXOの4車種です。価格は710万円から835万円、航続距離は最大1014km、CEV補助金上限は150万円に見直され、水素ステーションは全国141か所にとどまります。
「水素自動車の一覧が見たいけれど、MIRAI以外にどんな車種があるのか分からない。水素ステーションが少ないと聞くし、本当に選んで大丈夫なのか不安」
こうした疑問に答えます。
本記事の内容
- 2026年に購入できる水素自動車一覧
- 価格や航続距離、発売時期の比較
- メリットとデメリット、選び方のポイント
2026年に日本で購入できる水素自動車は、トヨタMIRAI、トヨタクラウンFCEV、ホンダCR-V e:FCEV、ヒョンデNEXOの4車種です。
水素ステーションの数は限られていますが、価格帯や航続距離、発売時期を比較して選べば、自分に合った水素自動車を見つけられます。最後まで読み進めることで、水素自動車一覧の全体像と選び方が分かります。
水素自動車とは?仕組みと種類をおさらい
水素自動車一覧を見る前に、まず基本を押さえておきましょう。水素自動車とは、脱炭素に向けた水素の利活用を進めるうえで移動分野の切り札とされる、水素をエネルギー源として走行する自動車の総称です。
走行中に排出するのは水だけで、温室効果ガスを出さないゼロエミッション車として位置づけられています。現在日本で市販されているのは、水素と酸素を化学反応させて発電し、モーターで走る燃料電池自動車(FCV)です。
水素自動車と燃料電池自動車の違い
水素自動車には、実は2つのタイプがあります。ひとつは水素をエンジンで燃焼させて走る水素エンジン車、もうひとつは水素と酸素の化学反応で電気を作りモーターで走る燃料電池自動車です。
水素エンジン車は開発段階にあり、2026年時点で市販されているのは燃料電池自動車のみとなっています。そのため、一般に「水素自動車」と呼ばれる市販車は、ほぼすべてFCVを指します。
| 種類 | 動力の作り方 | 市販状況 |
|---|---|---|
| 燃料電池自動車(FCV) | 水素と酸素の化学反応で発電し、モーターで走行 | 市販中 |
| 水素エンジン車 | 水素をエンジンで燃焼させて走行 | 開発段階 |
水素で電気を作って走る仕組み
燃料電池自動車の心臓部は、高圧水素タンクと燃料電池スタックです。これが水素自動車の仕組みの核心であり、タンクに充填した水素と、空気中から取り込んだ酸素を燃料電池スタックで反応させ、電気を発生させます。
その電力でモーターを回し、加速時にはモーターアシストも行う補助バッテリーが働きます。反応後に生じるのは水のみのため、走行中の排出ガスがほとんど発生しません。
エンジンで燃料を燃やすガソリン車とは異なり、燃焼を伴わない仕組みが大きな特徴です。
水素自動車が今注目される理由
水素自動車が改めて注目を集めている背景には、いくつかの要因があります。まず、製造時にCO2を排出しない水素の調達においてccsによる二酸化炭素の回収技術が貢献していることや、電気自動車が苦手とする長距離走行や大型車両への適用が期待されていること。
次に、水素の補給時間の短さがガソリン車に近い使い勝手を実現できること。さらに、2026年にはヒョンデNEXOの日本販売開始やトヨタの第3世代FCシステム投入が予定されており、選択肢の広がりに関心が集まっています。
カーボンニュートラル実現に向けた選択肢のひとつとして、水素自動車一覧を確認しておく価値は高いといえるでしょう。
2026年に購入できる水素自動車の一覧
2026年時点で日本国内で購入できる水素自動車、つまり燃料電池自動車は主に4車種です。ここでは水素自動車一覧として、それぞれの特徴を紹介します。
価格帯はいずれも700万円から800万円台と高額です。ただし車種によって航続距離や機能には違いがあります。
トヨタMIRAI
トヨタMIRAIは、世界初の量産型燃料電池自動車として知られるセダンです。価格は710万円から805万円で、標準グレードの「G」と上級グレードの「Z」が用意されています。
水素充填時間は約3分と短く、一充填あたりの航続距離は750キロメートルから850キロメートルに達します。トヨタフューエルセルシステムを採用し、燃料電池技術とハイブリッド技術を組み合わせている点も特徴です。
トヨタクラウンFCEV
トヨタクラウンFCEVは、クラウンセダンに設定された燃料電池モデルです。価格は830万円で、MIRAIと同じ高性能な燃料電池システムを搭載しています。
高圧水素タンクを3本搭載し、約3分の充填で約820キロメートルの走行が可能です。モーター駆動ならではの静粛性と、アクセルを踏んだ瞬間から力強いトルクを発揮する走行性能も魅力です。
ホンダCR-V e:FCEV
ホンダCR-V e:FCEVは、日本の自動車メーカーとして初めて外部充電機能を備えた燃料電池自動車です。価格は809万4900円で、リース形式での販売となっています。
一充填走行距離は約621キロメートル、プラグイン充電による一充電走行距離は約61キロメートルです。普通充電では約2.5時間で満充電になり、非常時の電源としても活用できます。
ヒョンデNEXO
ヒョンデNEXOは、2026年4月8日に日本での販売を開始した水素電気SUVです。価格帯は750万円から835万円で、Voyage、Lounge、Lounge+の3グレードが用意されています。
最大の特徴は航続距離で、約5分の充填で1,014キロメートルの走行が可能です。国のCEV補助金は147万円が適用され、日本市場向けに最適化されたモデルとして注目を集めています。
水素自動車の価格や航続距離、発売時期を比較
水素自動車一覧の中から実際に選ぶとなると、価格や航続距離、購入できる時期の違いが気になるところです。ここでは4車種を横並びで比較し、選び方のヒントを整理します。
価格帯の比較
車両価格はいずれも700万円台から800万円台に集中しています。最も安価なのはトヨタMIRAIの710万円からで、最も高いのはヒョンデNEXOの835万円です。
ホンダCR-V e:FCEVはリース形式での販売となっており、月々の負担で導入したい方に向いています。国のCEV補助金は2026年4月1日以降の登録分から上限150万円に見直されており、実質負担額は補助金の適用時期によって変わる点に注意が必要です。
| 車種 | 車両価格 | 販売形態 |
|---|---|---|
| トヨタMIRAI | 710万円~805万円 | 通常販売 |
| トヨタクラウンFCEV | 830万円 | 通常販売 |
| ホンダCR-V e:FCEV | 809万4900円 | リース販売 |
| ヒョンデNEXO | 750万円~835万円 | 通常販売 |
航続距離と充填時間の比較
航続距離で最も長いのはヒョンデNEXOの1,014キロメートルです。トヨタクラウンFCEVは約820キロメートル、MIRAIは750キロメートルから850キロメートルとなっています。
ホンダCR-V e:FCEVは一充填で約621キロメートルですが、プラグイン充電による約61キロメートルの走行も加わる点が独自の強みです。充填にかかる時間はどのモデルもわずか数分程度で、ガソリン車に近い感覚で利用できます。
発売時期と購入可否の比較
トヨタMIRAIとクラウンFCEVは既に発売済みで、全国のトヨタ販売店から購入できます。ホンダCR-V e:FCEVも発売済みですが、リース形式のため契約条件を事前に確認しておくことが大切です。
ヒョンデNEXOは2026年4月8日に日本での販売を開始したばかりの新しいモデルで、水素自動車一覧の中でも最新の選択肢といえます。購入を検討する際は、居住地に近い水素ステーションの有無もあわせて確認しておきましょう。
水素自動車を選ぶメリットとデメリット
水素自動車一覧を参考に購入を検討するなら、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが欠かせません。ここでは代表的なポイントを整理します。
水素自動車を選ぶメリット
水素自動車の最大の魅力は、走行時の排出物が水だけという環境性能です。これはライフサイクル全体でccusによる二酸化炭素回収・利用技術と組み合わせることでさらに効果を発揮します。加えて、水素の補給にかかる時間が短く、ガソリン車に近い感覚で利用できます。
航続距離も長く、ヒョンデNEXOのように1,000キロメートルを超えるモデルもあります。電気自動車が苦手とする長距離走行に強い点も評価され、寒冷地でもバッテリー劣化の心配が少なく、大型車両との相性が良いことも特徴です。
- 走行中の排出物は水のみで環境性能が高い
- 充填時間が短くガソリン車に近い使い勝手
- 航続距離が長く長距離移動に向いている
- 寒冷地でも性能が安定しやすい
水素自動車を選ぶ際のデメリットと注意点
一方で、車両価格が700万円台から800万円台と高額な点は大きなハードルです。水素の製造や供給にかかるコストも高く、燃料代がガソリン車と比べて割安とは言い切れません。
何より、水素ステーションの数が全国でも限られており、居住地によっては利用しづらい場合があります。購入前には、生活圏内に水素ステーションがあるかを必ず確認しておきましょう。
水素ステーションの整備状況
2026年7月時点で、全国の水素ステーションは141か所にとどまっています。地域別に見ると、首都圏40か所, 中京圏44か所、関西圏18か所、九州圏12か所と、四大都市圏とその幹線沿いに集中しているのが実情です。
政府は2030年までに1,000か所程度の整備を目標に掲げていますが、現状のペースでは大幅な増設が必要とされています。水素自動車を検討する際は、この地域偏在を踏まえた判断が求められます。
まとめ:水素自動車一覧は今買える4車種、比較して選ぶのが近道
ここまで、水素自動車一覧として2026年に購入できる4車種の特徴や、価格・航続距離・発売時期の比較、メリットとデメリットを解説してきました。
本記事のポイントをおさらいします。
本記事のポイント
- 2026年に購入できる水素自動車はMIRAI・クラウンFCEV・CR-V e:FCEV・NEXOの4車種
- 価格は700万円台から800万円台、航続距離はNEXOが最長
- 水素ステーションの偏在を踏まえた検討が必要
水素自動車一覧を比較したことで、価格や航続距離の違いだけでなく、水素ステーションの整備状況という見落としがちな注意点も見えてきたのではないでしょうか。自分の生活圏に合った1台を選べば、環境性能と長い航続距離を両立した新しいカーライフを実現できます。
水素自動車の導入や補助金についてさらに詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
水素自動車 一覧に関するよくある質問
参考文献
執筆者
編集部
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監修者
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